イベントテントのお役立ち情報満載!
テント選びのコツをプロスタッフがご紹介します。
イベントテントの重し・重石・重りの商品一覧
「なぜイベントテントに重りが必要なの?」
「イベントテントを購入したけど、重りの必要性は知らなかった。」
「1台のイベントテントに何キロの重りを付けたらいいの?」
イベントテントに重りをつける必要性について、イベントテントをご購入される前に是非知っていただきたい内容です。
イベントテントは風の影響を受けやすく、風でテントが飛ばされて事故になるケースもあります!
「イベント当日は快晴予報だから…」「長時間使用しないから…」「予算的に…」と思われるかもしれませんが、いつどこで強風、突風が吹くかわかりません。イベントテントの風対策と重りの必要性についてご説明します。
1 イベントテントに重りはなぜ必要なの?
イベントテントの天幕や横幕は風の影響を受けやすく、強風や突風が吹くとテントは風の力に耐えられず、飛ばされてしまうことがあります。テントが風で飛ばされないためにも、テントを使用する際は風対策をおすすめします。
イベントテントは、私達を日射しや雨から防いでくれて、屋外で快適に過ごせる空間を作ってくれます。組み立ても簡単で手軽に使えるため大変便利ですが、大きなテントが飛ばされてしまうとテントが壊れたり、人に当たって怪我をさせたりと大変な事故につながります。重りや杭を使ってテントの風対策は必要なのです。
2 風の威力とは?
イベントテントに重りを付ける事で風対策になりますが、強風、突風、台風、竜巻など自然の力にはかないません。台風ほどの規模になるとテントに限らず、人や建物、農作物などにも大きな影響を及ぼす恐ろしい力を持っています。
イベントテントを使用中、急に風が強まり出したら早めにテントを撤去する必要があります。
では、どのような場合テントの使用を控えるべきなのでしょうか?下記は、テントを設置する際の風速の目安です。
<注意をしながらイベントテントを使用>
風速 5m/s 砂埃がたち落ち葉が舞う程度。
風速 8m/s 葉のある木が揺れ始め、池の水面に波頭が立つ程度。
<イベントテントの使用を控える>
風速 10m/s 木が激しく揺れ、電線がぴゅうぴゅうと鳴る。雨傘が壊れる。
風速 15m/s 取り付けの悪い看板が飛ぶことがある。
風速 20m/s 身体を60度くらい傾けないと立っていられない。
風速 25m/s 屋根瓦が飛ばされる。木が折れる。
楽しいイベント中、風が強まった事によりテントを撤去するのは心苦しい部分もありますが、身の安全が第一です。
イベントでテントを使用する際には、的確な判断が必要となります。
3 イベントテント1台に必要な重りとは何kg?
イベントテント1本の柱に対して20Kgの重りをおすすめしています。
2間×3間の集会用テントでは、柱が6本ありますので、20kg×6個になります。
鋳物ウェイトには、10kgと20kgのタイプがあり、10kgのウェイトは重ねて使用することも可能です。
※重りを付けていても強風、突風の時は事故防止の為、すみやかにテントの撤去をおすすめします。
4 イベントテントの重りにはどんな種類があるの?
イベントテントの重りには、鋳物ウェイト、水ウェイト、砂ウェイトの種類があります。
・鋳物ウェイト
一般的に使用されている鋳物製の頑丈な重りです。10Kgと20Kgから選べます。
パイプ組み立て式テント用 重り
ワンタッチテント(ミスタークイック)用 重り
・水ウェイト(ウェイトバッグ)
水を入れるウォーターバッグに、専用のカバーバッグが付いた水ウェイトです。持ち運びにも便利で、現地で水を確保出来る場所であればどこでも使用が可能です。使用後、水は捨てるだけなので手軽に使えます。
パイプ組み立て式テント用 水ウェイト
ワンタッチテント用 水ウェイト
・砂ウェイト
砂袋に砂を入れて重りにすることが出来ます。使用後砂は元の場所に戻して帰ることが出来ます。
砂が確保出来る場所での使用におすすめです。
ワンタッチテント用 砂ウェイト
重りの中でもよく選ばれているのが、鋳物ウェイトです。
杭が打てない場所、水や砂が無い場所、災害時、どんな場所でもすぐに使うことが出来る理由があります。
5 杭とロープでの風対策とは?
ワンタッチテントの風対策には、杭とロープを使う方法があります。
テント専門店「テントショップ」で扱っているワンタッチテントには、あらかじめ付属品としてロープと杭が付いています。
<ワンタッチテントを杭とロープで固定する方法>
①テントの天幕四隅にある留め具にしっかりとロープを結びます。
②ロープを張ったら、ロープの先端に杭を打ち込みます。その際、ロープに対して直角に根本まで杭を打ち込みます
③ロープを張るスペースがない場合は、ワンタッチテント柱のベース部分の穴に、直接杭をしっかり打ち込みます。
但し、ワンタッチテントはパイプ組み立て式テントに比べて重量が軽いため、ロープと杭だけでは、風対応に万全とは言えません。杭と合わせて重りを使用することをおすすめします。
6 イベントテントの風対策で注意する事とは?
事前にテントの設営が出来るかの判断と、テントを設営してから注意することがあります。
テントは風に弱いため、強風や突風でテントが飛ばされたり、人に当たって怪我をさせないためにも、風が強い日にはテントを設営しない事です。事前にテントを設営しない事で事故を防ぐことが出来ます。
【イベントテントを設営してから注意すること】
●テントを設営したら風対策をする
テントの風対策をすることで、万が一に備えることが出来ます。
●風が強まり出したら横幕を外す
横幕は風の影響を受けやすくテントが飛ばされるリスクも高くなるため、風が強くなり始めたら横幕を外してください。
●テントを撤去する
重りや杭を使ってどんなに万全に風対策をしていても自然の力にはかないません。最悪な自体にならないためにも、風が強まりだしたらテントを撤去してください。パイプ組み立て式テントの場合は、まず風の影響を受けやすい天幕を外して、その後フレームも撤去してください。
●身の危険を感じたらすぐにテントから離れる
突風はいきなり襲いかかります。身の危険を感じたらすぐにテントから離れて安全な場所に避難してください。
イベントテントのサイズが大きくなるほど、風圧を受けやすくなります。「風対策をしっかりしたから大丈夫」と過信せず、風の強い日は設営を控えるか、風の様子をみて撤去するようにしてください。横幕を付ける場合は、少しの風でも風圧を感じることがあります。横幕を付けていない時以上に注意してテントを使用するようにしてください。
7 最後に
イベントテントの風対策について、いかがでしたでしょうか。
テントは手軽に使えて便利ですが、突風、強風、雷雨などの自然の力にはかないません。
万が一に備えて、重りを使用してテントの風対策をすると共に、風の状況をみてテントを撤去することも大切です。
この内容をご覧になって「重りだけ購入したい」と思われた方は、テント専門店「テントショップ」にお問い合わせください。重りだけの購入も可能です。イベントテントの風対策をして、天候に気をつけて楽しいイベントにしましょう。